「スピーキング力UP&通じる発音へのちょっとしたコツ」

~ by「発音矯正英語コーチ」カスターノ美保~

「will と be going to~ の違い」


こんにちは!発音矯正英語コーチのカスターノ美保です。


本日は will とbe going to~ についてお話したいと思います。
(最近発音について触れていないのですが…前回例文で触れたので、そのspin-off versionとして)



will=会話の中でその時決めた予定やその時起こった事について、やりますという時。
(電話がなった←その電話とります。○○がない!←じゃあ、○○買いに行くよ。etc.)

be going to~=その計画がある。○○の方向に事が進んでいる。
(主語が I の場合、fun要素が入る←その計画が楽しみな感じ。主語が It の場合、そうなる確率が高い。例えば、雲行きが怪しく確実に雨が降るとわかる場合、It's going to rain.)


前回の記事内の例文を使用してみると、

「Do you have any plans (for) tomorrow?」 明日何か予定はある(ありますか)? 
の問いに例えば、

Yes (Yeah), I’ll take a yoga lesson after work.と答えると,
その時ヨガのレッスンに行くと決めたみたいで、

ん?今、ヨガのレッスン行くって決めたの?と、少し変な感じになってしまいます。

もし、willで答えるなら、I’ll probably take a yoga lesson after work. などなら
良いと思います。

will で答えるならprobablymaybe など入れれば、
やることないし行こうかな、多分行くかな 
となりますし、その人に聞かれたから、とっさにヨガに行くつもり!
と答えたとはなりません。

勿論、私ならヨガは好きですし、レッスンは行くつもり満々なので、
Yes (Yeah), I’m going to take a yoga lesson after work. と答えます。
(ただ、ヨガに行く気満々でも、もし、その人のお誘いが気になるのなら、but what’s going on? などで聞き返します。)

「明日や週末の予定は何かある?」と聞かれるとお誘いの可能性が高い気がします。
(ただ単に何かするの?と聞かれてるだけの時もありますが…そこはbe flexibleに)



では、例えば、年末年始何か予定あるの?(Do you have any plans for the New Year holidays?)なら
別にお誘いとは限らず、単に予定を聞いている可能性が高いです。

因みに、実家に帰省する場合

Yes (Yeah), I’ll visit my parents. (楽しみな感じがしない。)
Yes (Yeah), I’m going to visit my parents. (楽しみな感じに聞こえます。)

勿論、口語の場合、イントネーションや表情によって変わるのでそこは注意です。
嫌そうにYes(Yeah), I’m going to visit my parents. と言えば、行く予定(意思はある)けど
何か嫌な理由があるのかなと言った感じになります。

もしくは、「行かないといけないんです」 “I have to/must visit my parents.” や、
「行く必要があるんです」“I need to visit my parents.” と、言っても良いかもしれません。
その場合、理由も続けていえると良いですよね。



そして、その後にその人に How about you? Do you have any plans?など聞き返せるとより良いですよね?(ここでは年末の予定なので、What’s going on? よりもHow about you?の方が自然だと思います。誘われるかも知れない間柄(割と近い)なら、What’s going on? でも良いと思いますが、おそらく一般的にはあなたの予定は?と聞き返すシチュエーションの方が多いと思います。)





会話の中でのwillとbe going toの使い分け、なんとなく感じはつかめましたでしょうか。
日本語だと、~するつもりです。と訳されますが、数式のように覚えるのではなく、

ニュアンスや理解してから練習をすると、より実践的で効果的ですので、
ぜひお試しいただけたらと思います♪





(以下、ちょっとしたMemo)
因みに、以下のような言い方もあります。
I’m gonna (gɔ́nə) visit my parents.
I gotta(gɑ́tə) visit my parents.

↑はカジュアルな間柄ではよく使いますが、gonna(be going to)やgotta(have to/must)は
やはり上司などには使わない方が良いと思います。
物凄く距離感が近い上司なら良いのかもしれませんが、使わない方が無難ですね。

仲が良いわけでもなく、ビジネス上だけの関係やポジションが上の人等に
gonna gottaを使うとえ?って顔をされると思います。
留学経験者である程度話せるけど、文法などあまりきちんと勉強してきていない人にあるあるエピソードです。
私もこちらのタイプでした^^;

ですので、気を付けてくださいませ~


Have a good one!