「スピーキング力UP&通じる発音へのちょっとしたコツ」

~ by「発音矯正英語コーチ」カスターノ美保~

「フォニックス練習は効果的?!」


こんにちは!発音矯正英語コーチのカスターノ美保です。

今回は前回少し触れた「フォニックス」について続きのお話しをしたいと思います。

今では色々なSNSツールがあり色々な情報が得られる時代、
フォニックスを知っている方もたくさんいらっしゃると思います。

私がフォニックスのことを知ったのは、なんと英会話スクールのマネージャー時代、
実際に自分で練習し始めたのが、英会話講師になってからでした。

最初は児童英会話講師としてレッスンの一部としてフォニックス(歌)を教えていたので、
フォニックスは子供向けのものとどこかで思い込んでいた所があります。

ただ、教えるに辺り、自分でも音の出し方や音をマスターしないといけないですし、
音程もあまり外れると先生大丈夫?と思われてしまいますので、
ほぼ毎日練習していました。

そこで気づいたこと、

あれ、毎日やると口がスムーズに動く、1音1音より丁寧に発音するようになり、
それに慣れると単語の発音→2-3語→フレーズと自動的に改善できてきますし、
自分で出す音も、どの程度合っているかなどわかってきます。

ですので、フォニックスの練習をしながら、
文章などのリピティションやシャドーイング(←できそうなら)を
行うとより効果的です。

フォニックスを知らなかった留学時代(You tubeスマホもない時代)、
発音記号はなんとなく知ってる程度、
とりあえず聞こえたように発音してみるには限度がありました。

音感が良い人は、それでもある程度発音が良い感じに聞こえます。
でも、きちんと練習してきた人かそうでないかは、わかる人にはわかりますし、
聞き返される率が明らかに違うと思います。

実際、練習をしてる時としてない時、私にはこんな差がでました。
ちょうどお休みにアメリカ旅行に行った時です。(両方とも独身時代の時です)

英会話講師で毎日フォニックス練習を行っていた時、

アメリカの知人に久々に会ったら、「なんで日本にいたのに、前より発音良くなっているの?」と驚かれたり、
ドライブスルーで聞き返されなかったり(笑)、アウトレットで買い物をする時、
住んでるところの郵便番号を聞かれるのですが、ここに住んでいないから、といったら、
「元々こっちに住んでたのでしょ?ご家族こちらに住んでるんだよね?」と言われ、
旅行者だし、住んでたのは大学時代だけといったら、
「小さいころからこっちに住んでいるのかと思った」と驚かれたり、嬉しさもありましたが、
そんなに?!と私も少し驚きました。

(その何年後か)英会話講師を1‐2年程少し離れた時(フォニックス練習はしばらくお休みしていた)、
聞き返されることが多くなっていたのと、ドライブスルーも1度に通じなかったり、
アメリカの知人にもあれ?どうしたの?と言われたり…

ここまで差が出るものかと驚きました。英語を発する機会もかなり減っていたこともありますが、
凄くショックを受けたのを覚えています。

練習量は結果に比例すると身をもって体験しました。

英語はスポーツや楽器の練習と一緒といいますよね。
日々続けないと、やはりすぐ衰えます。
フォニックス練習でスピーキングUPへつなげましょう。


Have a good one!